お洒落なカフェでの撮影。窓からの自然光と店内の電球色が混ざっていることに気づかず、オートホワイトバランスで回してしまったんです。
編集画面で見て絶句。カットごとに顔の色が真っ青になったり真っ黄色になったり…。カラーグレーディングで修正するのに、撮影時間の3倍以上の時間がかかりました。自分の観察不足が招いた、無駄な労働時間。本当に情けなかった。
その失敗から、どんな現場でも必ず「グレーカード」を使い、ケルビン(K)を固定して撮る癖がつきました。光を「なんとなく」見るのではなく、数値でコントロールする。そのこだわりが、編集の効率と映像の質を劇的に変えてくれました。
今では、光の変化すらも味方にできるようになりました。あの時の色の濁りが、今の僕の「透明感のある映像」を作る基礎になっています。

「なんとなく」の照明があなたの時間を奪う。ミックス光を制し、肌色を完璧に再現する「光の設計図」
「編集で直せばいい」——その一言が、プロへの道を閉ざす。
「現場では綺麗に見えたのに、PCで見たら顔色が土色になっている」 「カットごとに肌の色が違って、カラーグレーディングに何時間も溶かしてしまった」
もし心当たりがあるなら、あなたは「光」をコントロールしているつもりで、実は「光に振り回されている」のかもしれません。
僕も昔はそうでした。高いカメラを買えば、明るいレンズを使えば、綺麗な映像が撮れると信じていました。でも、エンジニアとして何百もの現場を経験して気づいたんです。映像の質を決定づけるのは、解像度でもフレームレートでもない。「色温度の正確な管理」、ただそれだけだということに。

なぜ、あなたの映像は「安っぽく」見えるのか?
答えはシンプルです。「ミックス光」という罠にハマっているからです。
窓から入る青白い光と、部屋の暖かい電球色。これらが混ざり合った「濁った光」を、カメラのオートホワイトバランス(AWB)に丸投げしていませんか? AWBは便利ですが、プロの現場では「迷い」を生むノイズでしかありません。
「なんとなくいい感じ」で撮られた映像は、後からどれだけ高級なLUTを当てても、プロが撮った「透き通るような質感」には届かないのです。
この記事は、あなたの「時給」を上げるための投資です。
この記事では、僕が現場で実践している「光の支配術」をすべて公開します。
- 「ミックス光」を物理的に理解し、現場で瞬時に優先順位をつける方法
- 照明の「固定ケルビン」が、なぜ編集時間を劇的に短縮するのか
- エンジニアが教える、カメラのWB設定における「逆算のロジック」
- 失敗をゼロにするための、カラーチャート活用ワークフロー

これは単なる知識の切り売りではありません。あなたが明日からの現場で「迷い」を捨て、確信を持ってシャッターを切るための、エンジニアリングに基づいた「武器」です。

「編集で色を合わせる作業」を卒業して、「クリエイティブを磨く時間」を取り戻しませんか?


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