MENU
  • ホーム
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • テックニュース
映像で人類の英知を共有する
DreamCraft
  • ホーム
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • テックニュース
DreamCraft
  • ホーム
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • テックニュース
  1. ホーム
  2. 動画の学校
  3. 通信
  4. LANケーブルの迷信と正しい知識

LANケーブルの迷信と正しい知識

2025 12/25
通信
2025-12-222025-12-25

映像の現場で「LANケーブルなんてどれも同じでしょ」という声を、私は何度聞いてきただろうか。

僕の昔やらかした失敗を白状します。もう時効かな。(汗)

大型イベントの配信、本番30分前にNDI映像が途切れ始めたんです。冷や汗どころじゃない。会場は既に満席、クライアントは真っ青。

必死で原因を探したら、LANケーブルがCat5eだったんですよ。NDIには帯域が足りない。自分の知識不足が招いた大失態です。

それから通信規格を猛勉強しました。Cat6aとCat5eの違い、シールドの有無、PoE対応…。現場では必ずスペアのCat6aケーブルを3本持ち歩くようにして。

今では配信システムの設計段階から、通信経路全体を見渡せるようになりました。あの焦りがあったから、技術の奥深さに気づけた。失敗って、本当に最高の教師なんだと思います。

同じ失敗はしないでくださいね。

目次

はじめに


ATEMスイッチャーの導入支援やトレーニングを行う中で、トラブルの原因を探っていくと、驚くほど多くのケースでLANケーブルに行き着く。映像が途切れる、コントロールが効かない、たまにフリーズする——こうした「謎の不具合」の犯人が、実は足元に転がっている数百円のケーブルだったりするのだ。

インターネットで検索すれば、LANケーブルに関する情報は山ほど出てくる。しかし、その多くは一般的なオフィスユースを前提としたもので、映像・放送機器という特殊な環境を考慮していない。さらに厄介なのは、半端な知識に基づいた「迷信」が、まことしやかに広まっていることだ。

「Cat7以上を買っておけば間違いない」 「シールドケーブルのほうが高性能」 「コネクタは金メッキが最強」

これらは本当だろうか? 結論から言えば、半分正しくて、半分間違っている。そして、この「半分」の理解が、現場で致命的なトラブルを引き起こす。

本記事では、映像システムのテクニカルディレクターとして、またATEM認定トレーナーとして、現場で本当に必要なLANケーブルの知識を体系的に解説する。カテゴリーの本当の意味、UTPとSTPの正しい使い分け、コネクタ品質の見極め方、そしてシールドとアースの関係——これらを理解すれば、機材選定の迷いがなくなり、トラブルシューティングの精度も格段に上がるはずだ。

画像

この先の有料部分では、以下の内容を詳しく解説する:

画像
  • カテゴリー(Cat5e/6/6A/7/8)の本当の違いと、映像現場での選び方
  • UTPとSTPの決定的な違い——なぜ「シールド=高性能」ではないのか
  • コネクタの品質を見極める具体的なポイント
  • シールドケーブルを使うなら絶対に押さえるべきアース設計
  • ATEM環境で実際に起きたトラブル事例と解決策
  • 私が現場で使っているケーブル・コネクタの具体的な製品名

LANケーブルの「カテゴリー」という迷宮


まず、最も誤解が多い「カテゴリー」の話から始めよう。

家電量販店に行けば、Cat5e、Cat6、Cat6A、Cat7、Cat8と、さまざまなカテゴリーのケーブルが並んでいる。数字が大きいほど高性能で、値段も高い。だから「とりあえず一番いいやつを買っておけば安心」——そう考える人は多い。

これが最初の迷信だ。

カテゴリーの数字が示しているのは、主に「対応する伝送帯域」と「伝送速度」である。簡単に整理すると以下のようになる:

カテゴリー 伝送帯域 最大伝送速度 最大伝送距離(その速度での) Cat5e 100MHz 1Gbps 100m Cat6 250MHz 1Gbps(10Gbpsは37m) 100m Cat6A 500MHz 10Gbps 100m Cat7 600MHz 10Gbps 100m Cat8 2000MHz 40Gbps 30m

この表を見て「じゃあCat8が最強じゃないか」と思うかもしれない。しかし、ここで重要な事実を伝えておく。

Cat7とCat8は、厳密にはTIA/EIA規格(北米の標準規格)では認定されていない。

画像

Cat7はISO/IEC(国際規格)で定められたもので、コネクタ形状もRJ-45ではなくGG45やTERAが本来の規格だ。市販されている「RJ-45コネクタ付きのCat7ケーブル」は、規格的にはグレーゾーンの製品ということになる。Cat8に至っては、主にデータセンターの短距離接続を想定した規格で、一般的な映像現場で必要になることはまずない。

画像

では、映像制作の現場では何を選ぶべきか?

ATEMスイッチャーをはじめとする多くの映像機器は、1Gbpsのイーサネットで動作する。NDIのフルバンド伝送でも、実用上は1Gbps環境で十分に機能する(NDI|HXならなおさらだ)。つまり、スペック上はCat5eで事足りるのである。

「えっ、Cat5eでいいの?」

そう、スペック上は。だが、ここからが本当に重要な話になる。カテゴリーの数字だけでは見えない、**ケーブルの「物理的な構造」**こそが、映像現場での安定性を左右するのだ。

そして、その構造の違いを理解する鍵が「UTPとSTPの違い」であり、「コネクタの品質」であり、「シールドとアースの関係」なのである。


ここまでが、多くの人が誤解している「カテゴリー神話」の解体だ。次のセクションからは、いよいよ核心に迫っていく。


なぜ「高いケーブルを買ったのに不安定」が起きるのか


私のもとには、こんな相談がよく寄せられる。

「Cat7のシールドケーブルを買ったのに、映像が時々止まるんです」 「高級ケーブルに変えたら、逆にノイズが増えた気がする」 「ネットで評判の良いケーブルなのに、ATEMの接続が不安定で……」

高い金を出して、良いものを買ったはずなのに、なぜ?

画像

この現象には、明確な理由がある。そして、その理由を理解している人は、プロの現場でも驚くほど少ない。

答えを先に言おう。「シールドケーブルは、正しく使わなければ逆効果になる」のだ。

LANケーブルには大きく分けて2種類ある。

画像
  • UTP(Unshielded Twisted Pair):シールドなし
  • STP(Shielded Twisted Pair):シールドあり

名前だけ見れば、シールドがある方が電磁ノイズに強そうだ。実際、STPケーブルは外部からのノイズを遮断する金属シールドで覆われている。だから「映像機器のようなノイズに敏感な環境では、STPを選ぶべき」と考えるのは、一見すると理にかなっている。

しかし、ここに落とし穴がある。

シールドは、それ単体では機能しない。シールドが効果を発揮するためには、ケーブルの両端で、シールドが確実にアース(グラウンド)に接続されている必要があるのだ。

これが満たされていない場合、どうなるか。

シールドは「ノイズを遮断する壁」ではなく、「ノイズを集めるアンテナ」として機能し始める。つまり、シールドケーブルを不適切に使うと、UTPケーブルよりもノイズに弱くなるという逆転現象が起きる。

そして現実問題として、民生用・業務用を問わず、多くのネットワーク機器のRJ-45ポートは、シールドのアース設計が不完全か、そもそもアースを取る設計になっていない。ATEMスイッチャーも例外ではない。

つまり、こういうことだ。

「Cat7のSTPケーブルを買った」 →「でも機器側のポートがシールドに対応していない」 →「シールドが浮いた状態(アースされていない状態)になる」 →「シールドがアンテナ化してノイズを拾う」 →「UTPより不安定になる」

これが、「高いケーブルを買ったのに不安定」の正体だ。

量販店の店員も、Amazonのレビュアーも、この事実を知らないことが多い。だから「Cat7のシールドケーブルがおすすめです!」という無責任なアドバイスが横行する。

本当に必要なのは、カテゴリーの数字ではない。自分の環境に合った構造のケーブルを、正しく選ぶ知識なのだ。


有料部分では、この問題を解決するための具体的な方法を解説する。どの機器がシールドに対応しているか確認する方法、アースを正しく取るための設計、そして「じゃあ結局、映像現場では何を買えばいいのか」という結論を、製品名を挙げて示していく。


コネクタという「見落とされる急所」


ケーブル本体の話ばかりしてきたが、実はもうひとつ、多くの人が軽視している重要な要素がある。

コネクタ(RJ-45プラグ)の品質だ。

どれだけ優れたケーブルを使っていても、コネクタが粗悪であれば意味がない。これは自作ケーブルに限った話ではない。市販の完成品ケーブルでも、コネクタの品質には天と地ほどの差がある。

私はこれまで、数えきれないほどのトラブルシューティングを行ってきた。その経験から断言できることがある。

「原因不明の接続不良」の半分以上は、コネクタに起因している。

具体的に、どんな問題が起きるのか。

まず、接触不良。コネクタ内部の金属端子がケーブルの芯線にしっかり圧着されていないと、接続が不安定になる。最初は問題なく動いていても、ケーブルを動かしたり、温度変化で金属が膨張収縮したりするうちに、接触が悪くなる。映像が数分おきに途切れる、再起動すると直る、でもまた止まる——こういう「幽霊のような不具合」の正体は、大抵これだ。

次に、クロストーク(漏話)。LANケーブルの内部では、4対8本の芯線が精密なピッチで撚り合わされている。この「撚り」がノイズをキャンセルする仕組みなのだが、コネクタ部分では撚りを解いて端子に接続しなければならない。この「撚り戻し」の長さが長すぎると、そこがノイズの侵入口になる。安価なコネクタや、雑な加工がされた完成品ケーブルでは、この部分が甘いことが多い。

そして、シールドの接続問題。STPケーブルを使う場合、コネクタもシールド対応品(金属シェルのもの)を使い、シールドを確実に接続しなければならない。ところが、市販の「Cat7対応」を謳うケーブルの中には、ケーブル自体はSTPなのにコネクタがシールド非対応、あるいはシールドの接続が不完全なものが少なくない。これでは、前のセクションで説明した「シールドのアンテナ化」が起きる。

さらに言えば、「金メッキだから高品質」という思い込みも危険だ。金メッキは確かに腐食に強いが、メッキの厚さや下地処理によって性能は大きく変わる。薄い金メッキは数回の抜き差しで剥がれることもある。本当に信頼できるコネクタは、メッキの品質だけでなく、端子の形状、ハウジングの精度、ストレインリリーフ(ケーブルの付け根を保護する部分)の設計まで、総合的に作り込まれている。

ケーブルは「線」ではなく「システム」として捉えるべきだ。

ケーブル本体、コネクタ、そして接続先の機器——この3つが適切に組み合わさって初めて、安定した伝送が実現する。どれか1つでも弱点があれば、そこがボトルネックになる。


無料部分の最後に、ここまでの内容を整理しておこう。


まとめ——あなたは「正しい選択」ができるか


ここまで読んでいただいた方は、もうお分かりだろう。

LANケーブル選びは、「カテゴリーの数字が大きいものを買えばいい」という単純な話ではない。むしろ、その単純な思考こそが、現場でのトラブルを招いている。

改めて、本記事で伝えたかったポイントを整理する。

1. カテゴリー神話の崩壊 Cat7やCat8は「最強」ではない。規格の成り立ちを理解すれば、映像現場で本当に必要なカテゴリーが見えてくる。スペック表の数字に踊らされてはいけない。

2. STP=高性能という誤解 シールドケーブルは、正しいアース設計がなければ逆効果になる。「シールドがあるから安心」ではなく、「シールドがあるからこそ注意が必要」なのだ。多くの映像機器は、そもそもシールドを活かす設計になっていない。

3. コネクタという盲点 ケーブル本体ばかりに目が行きがちだが、コネクタの品質が伝送の安定性を大きく左右する。自作であれ完成品であれ、コネクタを軽視した時点で、トラブルの種を抱えていることになる。

これらの知識は、ネットで断片的に拾い集めることも不可能ではない。しかし、情報の海には誤解や迷信も多く混じっている。何が正しくて何が間違っているのか、判断するには相応の経験が必要だ。

画像
https://youtube.com/watch?v=xUBL2NtXc2Q%3Frel%3D0

有料部分で得られるもの

有料部分では、ここまでの「なぜ」を踏まえた上で、**「では、どうすればいいのか」**を徹底的に解説する。

【カテゴリー選定の実践】

  • 映像現場で選ぶべきカテゴリーの最終結論
  • 「Cat6Aまでで十分」と言える根拠と、その例外ケース
  • NDI、ATEM、Dante——用途別の推奨スペック

【UTP vs STPの判断基準】

  • あなたの環境でSTPが必要かどうかを判断するチェックリスト
  • STPを使うなら守るべきアース設計の鉄則
  • 「迷ったらUTP」と言える理由

【コネクタと加工の実践知識】

  • 信頼できるコネクタメーカーと具体的な製品名
  • 完成品ケーブルを選ぶときの「ここを見ろ」ポイント
  • 自作する場合の正しい加工手順と工具選び

【トラブル事例と解決策】

  • ATEMスイッチャー環境で実際に起きた接続トラブル5選
  • 原因の切り分け方と、私が現場で使う診断フロー
  • 「これを買っておけば間違いない」製品リスト

映像制作の現場において、LANケーブルは「たかがケーブル」ではない。IP伝送が当たり前になった今、それは映像システムの血管であり、神経だ。

ここで正しい知識を身につけるか、それとも迷信に振り回され続けるか。

選ぶのは、あなた自身だ。


▼ 有料部分を読む(この先は購入者限定です)

通信
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • NDI環境におけるJSON活用術
  • 1台のカメラ配信の限界を突破するマルチカメラ演出入門講座

この記事を書いた人

dreamcraftのアバター dreamcraft

関連記事

  • 99%の人が間違えるATEM Miniのやってはいけない10の鉄則
    2026-01-05
  • ライブ配信でネットワーク計測・配信管理者完全ガイド
    2026-01-04
  • 「ファイルコピー」完全攻略ガイド
    2026-01-02
  • カメラワークによってIP伝送の流量が変わる(大実験) IP伝送の流量計算講座
    2025-12-28
  • TouchDesigner × LMS 完全ガイド
    2025-12-24
  • 動画配信での公共無線回線ボンディング活用術:複数キャリアで安定配信を実現する
    2025-12-23
  • NDIとはなにか?
    2025-12-22
  • NDIのRemoteとBridge活用法
    2025-12-22

コメント

コメントする コメントをキャンセル

© DreamCraft.

目次