IP伝送技術の普及により、LANケーブルは映像システムの基幹インフラとなりました。SRT、NDI、2110、Dante——これらの技術を支えているのは、突き詰めればイーサネットです。
しかし、ケーブル選定に関する誤解が、現場でのトラブルを引き起こしているケースを数多く目にします。
よくある誤解:
・「カテゴリーの数字が大きいほど高性能」
・「シールドケーブル(STP)は常にUTPより優れている」
・「高価なケーブルを選んでおけば間違いない」
これらは、特定の条件下でのみ正しく、条件を満たさなければ逆効果になることもあります。
特にSTPケーブルは、適切なアース設計がなければ、シールドが「ノイズを防ぐ壁」ではなく「ノイズを集めるアンテナ」として機能するリスクがあります。多くの映像機器は、シールドを活かす設計になっていないという現実もあります。
本記事では、以下の内容を体系的に解説しています。
■ 内容
・カテゴリー規格の正しい理解(TIA/EIA vs ISO/IEC)
・UTP/STP選定の判断基準とチェックリスト
・コネクタ品質の評価ポイント
・アース設計の原則とアースループ対策
・用途別推奨スペック(SRT、NDI、Dante)
・実際のトラブル事例と診断フロー
映像システムの信頼性向上に関心のある技術者の方に、お役立ていただければ幸いです。
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