MENU
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
    • 電源
    • 照明照明に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
映像で人類の英知を共有する
DreamCraft
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
    • 電源
    • 照明照明に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
DreamCraft
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
    • 電源
    • 照明照明に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
  1. ホーム
  2. 動画の学校
  3. 音響
  4. IP伝送で音の大きさだけがズレる理由

IP伝送で音の大きさだけがズレる理由

2026 9/16
動画の学校 音響
2026-09-16
目次

音声レベル基準とラウドネス管理の実践ガイド

試合前日のリハーサルでは何も問題がなかった。本番当日、現地球場からAES67で送られてきた実況音声を副調整室のDanteネットワークに受け入れた瞬間だけ、スピーカーからいつもより硬く尖った音が出た。メーターは正常に振れている。ピークも規定の範囲に収まっている。それでも耳で聞くと、他系統の音より明らかに音圧が違う。フェーダーを何度も動かして探ったが、原因はフェーダーにはなかった。原因に気づいたのは、翌週、別の中継車を接続したときに同じ現象が再現してからだった。

画像

IPで音声を運ぶAES67やSMPTE ST 2110-30は、48kHzでサンプリングした波形の数値をそのままネットワークに乗せる。だが、その数値がアナログの何ボルトに相当するかという「基準」は、規格そのものの外側で決まっている。北米の放送機器は、SMPTE RP155が定める+4dBu=−20dBFSという基準で設計される(出典:SMPTE RP155-2014)。欧州系の機材は、EBU R68が定める0dBu=−18dBFSという基準で設計される(出典:EBU R68-2000)。数値にすればわずか2dBの差だが、複数拠点をIPネットワークで束ねた瞬間、この2dBはそのまま音圧の違いとして耳に届く。しかもAES67のSDP(セッション記述)が伝えるのはチャンネル数・エンコード方式・ビット深度・サンプリング周波数・パケットあたりのサンプル数であり、送出側がどちらの基準でA/D変換したかを示す項目は含まれていない(出典:AIMS Alliance「AES67-101」)。基準の食い違いは、IPの区間そのものには一切現れないまま、スピーカーの前でだけ姿を見せる。

画像

基準レベルの食い違いは、二つの体温計が違う目盛りの起点を持っているようなものだ。片方は氷の融点を0度に合わせ、もう片方はわずかに違う点を0度に合わせている。どちらの体温計も「正確に測れている」と表示し続けるが、二つを並べた瞬間、同じはずの体温が微妙に食い違う。IP音声も同じだ。拠点ごとの基準がそれぞれ正しくても、複数の拠点を1本のネットワークで束ねた瞬間だけ、その食い違いが表に出る。あなたの機材が壊れているのでも、設定を間違えたのでもない。基準という前提そのものが、拠点ごとに違っていただけだ。

画像

この食い違いを消す方法はある。しかも複雑な機材の入れ替えは要らない。必要なのは、基準そのものを可視化し、どこで補正するかを設計段階で決めておくことだけだ。

有料部を読み終えると、次が手元に揃う。

  • 北米・欧州の基準レベル早見表と、SDI時代になぜこの基準が生まれたかの出典付き解説
  • 現場で基準ズレを検出し、補正ポイントを決めるステップバイステップの手順
  • 放送用と配信同時制作用でラウドネス目標値を分ける設計手順(ATSC A/85、EBU R128、主要配信プラットフォームの数値付き)
  • 複数拠点のIP音声ネットワークを接続する前に確認すべきチェックリスト
画像

この基準のズレを放置したまま、耳の感覚とラウドネス調整だけで帳尻を合わせようとすると、ATSC A/85が定める−24LKFS±2LUという許容幅(出典:ATSC A/85:2013)を静かに踏み外すことがある。米国ではCALM Actにより、この許容幅を外れたコマーシャルや番組は法令違反になる。次に拠点を接続する前に、基準そのものを揃えておく設計図が、このあとにある。

動画の学校 音響

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @onoring Follow Me
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • IP伝送で映像にブロックノイズが出るGOP構造による劣化伝播
  • IPアドレス設計の教科書(ビギナー向け基本講座)

この記事を書いた人

dreamcraftのアバター dreamcraft

関連記事

  • リモート出演者の自宅を「小さな中継局」に変える|画の荒れ・音のズレを出演前に潰す4層チェック
    2026-11-02
  • 延長コードの先で、電圧は15V落ちる|50mのコードで起きる電圧降下を現場で逆算する手順(ビギナー向け基礎講座)
    2026-11-01
  • LED照明のちらつきを止める逆算法|50Hz・60Hzで変わるシャッター値と、配信画質への影響(ビギナー向け)
    2026-10-31
  • ポート開放できない回線から映像を受ける方法|CGNAT・DS-Lite・MAP-Eの見分け方とSRTを通す3つの道筋
    2026-10-30
  • 録音ファイルが4GiBで切れる——64チャンネル収録の「繋ぎ目」を検算で守る設計(基礎講座)
    2026-10-29
  • 赤い文字だけ、なぜにじむのか|NDIと配信で色が崩れる仕組みと、崩さない映像の作り方
    2026-10-28
  • 風に揺れる布が配信画質を削る理由|美術の“動く小物”をビットレートで設計する手順
    2026-10-27
  • 生成AI音楽の著作権と権利帰属|「商用利用OK」と「著作権あり」は別物だ。映像のプロが納品前に引く線
    2026-10-26

コメント

コメントする コメントをキャンセル

© DreamCraft.

  • メニュー
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校
    • 映像
    • 音響
    • 通信
    • 電源
    • 照明
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
目次