MENU
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
    • 電源
    • 照明照明に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
映像で人類の英知を共有する
DreamCraft
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
    • 電源
    • 照明照明に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
DreamCraft
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
    • 電源
    • 照明照明に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
  1. ホーム
  2. 動画の学校
  3. 照明
  4. 照明の信号は「光る前」にネットワークの途中で消える|Art-Net・sACNのユニバース設計とIGMP切り分け手順

照明の信号は「光る前」にネットワークの途中で消える|Art-Net・sACNのユニバース設計とIGMP切り分け手順

2026 10/23
動画の学校 照明
2026-10-23

ユニバースを8本から40本に増やした翌日、ライトが数分おきに固まりはじめた

こんな構成を想像してほしい(説明のための想定例だ)。

画像

照明卓の出力を8ユニバースから40ユニバースへ増やした。卓の設定は触っていない。ケーブルもそのままだ。ところが翌日のリハから、ムービングライトの一部が数分おきに動きを止め、また何事もなかったように動き出す。DMXケーブルを疑って全数を交換した。ノードの電源も入れ直した。直らない。

原因はケーブルでも、ライトでも、卓でもなかった。ネットワークの「配り方」だった。

照明のIP化は、映像のIP化より気づかれにくい。画面が黒くなるわけではないからだ。ライトが1台、半拍遅れる。色が一瞬だけ戻る。そのたびに「たまたま」で済ませてしまう。この記事では、その「たまたま」の正体を分解する。


数字で見ると、構造は意外なほど単純だ

照明の基本信号であるDMX512は、1本のケーブルで最大512チャンネルを運ぶ。このひとまとまりを「ユニバース」と呼ぶ。1回の送信に要する時間は約22.7ミリ秒で、1秒間に約44回、同じ内容を送り直している(計算:88µs+8µs+513スロット×44µs=22,668µs。1秒÷22,668µs≒44.1回。出典:ANSI E1.11 DMX512-A、ENTTEC公式解説)。

画像

これをIPネットワークに載せたのがArt-NetとsACNだ。ユニバース1本ぶんが毎秒44パケットになる。40ユニバースなら毎秒1,760パケットだ(40×44)。送り方を「全員宛て(ブロードキャスト)」にしていると、同じネットワークにつながる機器の全員が、毎秒1,760パケットを受け取って中身を確認する羽目になる(出典:ENTTEC「Art-Net network design」)。

もうひとつ。マルチキャストで配る方式(sACN)では、スイッチが「誰がどの放送を聞きたがっているか」を覚えておく仕組み(IGMPスヌーピング)に頼る。この「覚えておく時間」の理論値は260秒、つまり4分20秒だ(計算:ロバストネス変数2×クエリ間隔125秒+応答時間10秒。出典:RFC 3376 §8.1〜8.4)。

数分おきに症状が出る。この周期感に、心当たりはないだろうか。


あなたの腕が悪かったわけではない

回覧板にたとえよう。

画像

町内の全戸に、毎秒44回、分厚い回覧板を投げ込む。住人は自分に関係する1ページしか読まない。それでも、受け取って、めくって、「これは自分宛てではない」と判断する作業は避けられない。家が8軒なら苦にならない。40軒分のページが毎秒1,760通届けば、玄関先は回覧板で埋まる。

住人の根気が足りないのではない。配り方が、軒数に合っていないのだ。

照明のネットワークも同じ構造をしている。卓のメニューには「ユニバース数」と「出力先」が並んでいる。けれど、その裏側で何通の郵便が走っているかは、画面に出ない。見えないものは、設計できない。だから失敗する。あなたのせいではない。見える化の順番を、誰も教えてくれなかっただけだ。


方法はある。しかも、順番が決まっている

信号は4つの区間を通って光になる。どの区間が壊れても症状は似ている。だから、勘で探すと遠回りになる。逆に、区間ごとに決まった順で確かめれば、1台のノートPCと15分のキャプチャで場所を絞れる。

この記事では、その順番と、各区間の合格ラインを数字で書く。


この記事で手に入るもの

  • 信号が通る4つの区間と、区間ごとの合格ライン(数値つき)
  • ブロードキャストからユニバース単位の配信へ切り替える判断基準
  • IGMPの調停役を1台に決める手順と、確認用のキャプチャ条件
  • 同じユニバースを2台が送ってしまった時の優先順位の組み立て方
  • 本番前10分で回せるチェックリストと、症状から場所を逆引きする早見表

画像

この設定を知らないまま次の現場に入ると

IGMPの調停役が不在、または2台いる状態では、理論値でいえば260秒ごとに配信が途切れる余地が生まれる。ライトは、理由の分からない動きを4分20秒ごとに繰り返しうる。

その手順が、このあとにある。

動画の学校 照明

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @onoring Follow Me
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • マイクを足すほど音が悪くなる「位相ずれ」を1ミリ秒単位で見抜く(ビギナー実測ガイド)

この記事を書いた人

dreamcraftのアバター dreamcraft

関連記事

  • マイクを足すほど音が悪くなる「位相ずれ」を1ミリ秒単位で見抜く(ビギナー実測ガイド)
    2026-10-22
  • 受信してから映像が出るまで2秒かかる理由|IDR間隔と「途中参加」の待ち時間を数字で決めるIP伝送の設計
    2026-10-21
  • Rec.709マルチフォーマット・カラーバーの構造と映像診断技術
    2026-10-20
  • 美術の壁の中でLANケーブルが折れていた|曲げ・束ね・熱を数字で決める「美術との取り合い」基礎設計
    2026-10-19
  • カメラ1を呼んだのにカメラ7が出た|インカムの聞き違いを「番号の読み方」と「声が通る幅」で断つ設計
    2026-10-18
  • DMXの終端・分岐・ケーブル設計を数値で決める手順
    2026-10-16
  • 回線は速いのに、上りだけ遅延が跳ねる――バッファブロートを数値で見抜き、配信現場で封じる手順
    2026-10-15
  • IP時代のデッドエア監視、3つの原因分解と検知閾値設計
    2026-10-14

コメント

コメントする コメントをキャンセル

© DreamCraft.

  • メニュー
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校
    • 映像
    • 音響
    • 通信
    • 電源
    • 照明
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
目次