MENU
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
映像で人類の英知を共有する
DreamCraft
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
DreamCraft
  • ホーム
    • DreamCraftとは
  • 動画の学校学びの場
    • 映像映像に関する情報
    • 音響音響に関する情報
    • 通信通信に関する情報
  • 社内放送局プロジェクト
    • 社内放送局開局プロジェクト
  • コンタクト
  • 現場あるある
  • IP伝送の完全ガイド
  1. ホーム
  2. 動画の学校
  3. 映像
  4. IOWNで中継車をデータセンター化する

IOWNで中継車をデータセンター化する

2026 6/16
動画の学校 映像
2026-06-16
目次

放送設備が根本から変わる話

画像

現場が変わる前に、知っておくべきこと


中継車が現場にいない未来

ある映像エンジニアから相談を受けた。

「スタジオとスイッチャーをネットで繋ごうとしているんですが、どうしてもタイムラグが出て……」

気持ちはわかる。私も最初、IOWNという言葉を聞いたとき、「また光回線の話か」と思った。ところが実際に技術資料を読み込むと、これは回線の話ではない。「放送局そのものをどこに置くか」という問いへの答えだった。


中継車の中身をそのままデータセンターへ移す

画像

今の中継車の構成をシンプルに書くと、こうだ。

カメラ → CCU → SDIルータ → スイッチャー → 音声卓 → 収録

copy

この全部が1台の車両の中に収まっている。現場に機材と人を運ぶのが前提の設計だ。

IOWNが実現する世界は、これをこう変える。

現場:カメラ・マイク・PTP同期装置だけ

  ↓ 光ネットワーク(APN)

データセンター:CCU・スイッチャー・音声卓・マルチビューア・収録

copy

現場に置くのは「入力系統」だけ。制作の頭脳は全部、遠くにある。

画像

実証は、もう終わっている

これは夢の話ではない。

事例①:TBSとNTTによるフルリモートプロダクション実証(2024年) 複数台カメラの非圧縮映像伝送、遠隔CCU制御、タリー、PTP同期、リアルタイムスイッチングをAPNで実施した。さらに台湾との国際APN接続実験(伝送距離約3,000km)も行われている(NTT公式発表)。

事例②:レコード大賞での音声リモートプロダクション(2024年末) 新国立劇場のPAシステムとTBS赤坂の音声サブをAPNで接続し、PA現場ではなく赤坂の音声卓でミキシングを実施。NTT公式資料では「超低遅延・ジッタなし・PTP同期」によって成立したと説明されている。放送業界で「音声だけは現場でなければ」というのが常識だった。その常識が変わった。

事例③:大阪・関西万博での共同利用型リモートプロダクション(2025年) 万博会場からAPNを通じてデータセンターへ映像を集約し、複数の放送局が共通設備(Panasonic KAIROS含む)を利用するという構成が実証されている。


「光専用線が速くなる話」ではない

IOWNを語るとき、NTT自身は3本柱で説明している。

IOWN
├ APN(All-Photonics Network:光伝送ネットワーク)
├ DTC(デジタルツインコンピューティング)
└ CF(統合制御基盤)

copy

APNは構成要素のひとつに過ぎない。本命はDTC——現実世界をリアルタイムで再現する「デジタルの分身」だ。

たとえばマラソン中継で考えてほしい。今は選手のGPS、カメラ映像、気象データ、交通情報がバラバラのシステムで動いている。DTCではこれを一つの「デジタル空間」に統合し、10分後の選手集団の位置、カメラの最適配置、中継車の動線まで予測できるようになる。カメラマンに「3番ポジション、あと90秒」と伝えられる世界だ。

NTTが掲げるIOWNの目標値は野心的だ。2030年に向けて消費電力効率100倍、通信容量125倍、エンドツーエンド遅延1/200を目指すと公式に発表している(NTT IOWN公式ロードマップ)。


SMPTE ST 2110との接点

ST 2110は「PTP同期必須・超低遅延必須・高帯域必須」という3条件をWAN越えで満たせないために、ずっとLAN内の規格として使われてきた。

IOWN APNはこの3条件を満たす。つまり、放送業界が長年夢見てきた「ST 2110のWAN伝送」が現実になりつつある。海外の放送技術者コミュニティでも、「IP化の最終形は2110の広域伝送」という認識が広がっている。


あなたの現場は、どう変わるか

ここに書いたのはあくまでも「何が変わるか」だ。

「どう設計するか」「何を準備するか」「ST 2110との技術的な整合性をどう取るか」——有料部では、これらを現場エンジニアの視点で体系的に整理している。

IOWNが本番環境に入ってきたとき、設計の判断を誤れば映像品質の劣化や同期外れを招く。正しい知識があれば、それは競争優位になる。

画像

45年の現場経験から言う。技術の変わり目に備えていた人間が、次の10年を制した。有料部では、APN・ST 2110・PTPの技術的整合性から、実際の設計判断まで順を追って解説する。次の現場で使える知識が、このあとにある。

動画の学校 映像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @onoring Follow Me
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • イベントで活きるマルチカメラ・ライブリプレイ完全攻略マニュアル:ATEM&DaVinci Resolve Replay Editorによるシステム最適化と運用技術
  • IP放送システム監視・オブザーバビリティ設計完全解説

この記事を書いた人

dreamcraftのアバター dreamcraft

関連記事

  • 台本通りに指示が通じない現場
    2026-08-20
  • 電源が原因不明で落ちる本当の理由
    2026-08-19
  • LANケーブルのツイストペア構造と電磁気学的特性
    2026-08-18
  • 配信モニターだけが波打って見えた日
    2026-08-17
  • SRTが待機明けに繋がらない本当の原因
    2026-08-17
  • LTE無線通信(スマホ)における電波品質指標
    2026-08-16
  • 音声はPCMだけじゃない IP化した瞬間、5.1chの音声がノイズになった
    2026-08-15
  • IP伝送グラス・トゥ・グラス遅延の正体
    2026-08-14

コメント

コメントする コメントをキャンセル

© DreamCraft.

目次